*
*
*
洛中生コンクリート協同組合員が製造・出荷する、生コンクリートの品質保証と品質管理体制についてご説明いたします。
 
生コンクリートの品質保証
 
当組合には現在製造会社として4社が加盟・活動しておりますが、いずれの会社においても得意先に対する品質保証を目的としてJIS認定取得済みであることはもちろんですが、それ以外の品質管理体制としてISO9001の認証を受け製造しております。
 
コンクリートには日本工業規格の中にJIS A 5308 レディミクストコンクリートとして規格が定められています。
また、この他に生コンクリート製造運搬に関連する品質としての規格にはJASS 5(日本建築学会標準仕様書)の中に生コンクリートの品質について規定されております。

この両方に唱われている規格の中には、コンクリートの品質に関係する項目として強度・スランプ・空気量・コンクリート温度・塩化物量・容積について、試料の採取方法から試験に関する方法までが細かく規定され、良質で安定されたコンクリートを製造・納入する事が要求されています。今後の追加品質項目としては、単位水量の測定が規定されるものと思われます。
 
万全の管理体制
 
生コンクリートの製造から納入に致るまでの細部に渡る品質管理の重要性が再認識される中にあって、建築・土木構造物の耐久性の確保に関わる項目が強く要望されております。

そこで当組合では、生コンクリート製造の監督業務として指導する
立場にある認定機関が要求する品質の管理と、社会的に要求され
ている自然に対する環境問題と産業廃棄物量の縮小について、
組合員に対し厳しい管理体制を維持しつつ、また新たな技術の研究
開発にも取り組んでおります。
 
品質管理試験担当者の資格
 
洛中生コンクリート協同組合加盟4社では、現場代行に出向く試験担当者の資格としてコンクリート技士・主任技士の資格取得はもちろんですが、それ以外に別資格として日本建築総合試験所が実施しているコンクリート現場試験技能者試験を取得させ、正確を期した現場代行試験業務を行うよう指導しております。
 
COPYRIGHT(C)2007 洛中生コンクリート協同組合 All rights reserved. by seo